
はじめるにあたって
これから投資信託(ファンド)をはじめるにあたって、最初に知っておいて欲しいことがあります。
それは、リスクについてです。銀行にお金を預け、利子によるリターンを狙う場合とは違い、元本が保証されていません。
そのため、中には、大きく資産を減らしてしまうリスクがあるのです。そのため、しっかりと利用する会社を選ばなければならないのです。
また、なぜチャレンジするのかを、明確にしておく必要があります。
目的によっては、選ぶ会社や選び方が変わってくるからです。例えば、お子さんの大学受験費用のためにはじめる方と、老後の生活資金目当てではじめる人とでは、目標となる金額や期限が異なります。
期限が長かったり、目標設定金額が低かったりするのなら、リターンよりもリスクの少なさで選ぶようになりますが、期限が短い場合や、設定金額が高い場合には、リターンを重要視しなければいけないため、リスクとリターンのバランスを把握しなければいけません。人によって、条件が異なりますので、チャレンジする前に明確化するようにしましょう。
選ぶ際の注意点とは
選び方の重要なポイントとして、コストを算出することも重要になってきます。投資信託(ファンド)におけるコストとは、信託報酬や販売手数料、信託財産留保額などになります。
ローリスクローリターンな商品を選んでしまうと、わずかな利益が出たとしても、コストでマイナスになってしまうケースがあるからです。
特に、会社によって信託報酬がパッシブ運用とアクティブ運用という2種類の運用方法を使い分けていますので、しっかりと把握するようにしましょう。